クッキー専門店を始めて約2年になります。
これまでは、無添加・バター100%といった健康志向のコンセプトを大切にし、主に20〜40代のママやパパをターゲットに販売していました。
しかし、今後はSNSで話題になるような「映え」を重視した商品を作りたいと考えており、無添加などのコンセプトを手放し、Z世代向けの商品へシフトしようとしています。
現在の価格は80gで550円(送料別)ですが、クッキーとしては高めだと感じています。他店のアメリカンクッキーが「これで500円もするの?」と言われているのを見て、自分のクッキーも同じように「高い」と思われるのではないかと不安です。
原価の関係で値下げは難しいため、逆に高級感のあるパッケージにしてデパ地下や手土産向けの商品として販売する方法も考えています。ただ、その場合、若い世代には手が届きにくくなってしまうかもしれません。一方で、今のままでは「550円は高い」と思われる可能性もあり、どの方向性に進むべきか迷っています。
・価格を高く感じさせず、適正価格だと思ってもらうにはどうすればよいでしょうか?
・デパ地下向けの高級路線にした場合、Z世代のターゲット層には敬遠されるでしょうか?この戦略は有効でしょうか?
語彙が足りずまとまりのない文章ですが、率直なアドバイスをいただけると嬉しいです!
最終的には売上を伸ばして店舗を持ちたいと考えています。
(クッキー|食料品製造業|従業員5名以下|岐阜県)
#100投稿チャレンジ #7/100
A7:回答
いや、めちゃくちゃちゃんと考えてるし、語彙力も問題ないよ。価格設定の迷い方も筋が通ってる。でも、一番の問題は「ターゲットがブレてる」こと。
今までの「無添加・バター100%でママパパ向け」から、「映え狙いでZ世代向け」に変えるって、コンセプトが180度違う。
で、値段は据え置き(むしろ高め)ってなると、結局どっちの層にも刺さらない可能性がある。
価格の納得感=価値の見せ方
550円が高いかどうかは、その価格に見合う「価値」をどう伝えるか次第。
「Z世代向け」と「デパ地下向け」で売り方が違うから、どっちに振るか決めるのが先。
1. 「Z世代向け」でいくなら?(SNSバズ狙い)
→ 映え&ストーリーに全振り。
Z世代は「コスパ」より「バズり・話題性」に金を出す。
- 「写真を撮りたくなる」パッケージやデザインにする
- 「SNSで拡散したくなる仕掛け」(シェアしたら割引とか)
- 「ストーリーを乗せる」(ただのクッキーじゃなくて、”このクッキーは○○をイメージした”とか)
価格を気にさせない売り方の例:
- 「1枚550円のクッキーって高いけど、これ”○○風”でめっちゃ可愛い!」
- 「このクッキー、インスタで見て気になってた!」
つまり、値段の高さを「映え」と「ストーリー」で正当化する。
2. 「デパ地下・手土産向け」でいくなら?
→ 高級感&ギフト需要に全振り。
- 「高いけど、その価値がある」と思わせるパッケージ&ブランディング
- 「プレゼントにちょうどいい」と思わせる商品設計(箱入りセットなど)
- 「ちょっと特別な日に買うお菓子」としてポジションを取る
価格を気にさせない売り方の例:
- 「おしゃれな手土産を探してたら、このクッキーがちょうどいい!」
- 「無添加でバター100%って、贈り物にぴったりじゃん!」
つまり、値段の高さを「高級感」と「ギフト需要」で正当化する。
結論:「どっちで戦うか」を決めろ!
一番ダメなのは、「Z世代向けっぽく作ったけど高級路線」みたいな中途半端な立ち位置になること。
- 「映え」を狙うなら、Z世代に振り切って「SNSでバズる仕掛け」を作る
- 「高級感」を狙うなら、デパ地下レベルのブランディングをやる
どっちつかずだと、誰も買わなくなるから、まずはどっちの方向に行くか決めよう!
コメント1:
以前、クッキー専門店を2年間経営しており、コンセプトとターゲットの変更について相談させていただきました。
アドバイスをもとに考えを整理しましたが、さらに商品パッケージについての意見を伺いたく、再度質問させていただきます。
ケース1)Z世代向けのバズスイーツとして展開する場合
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- 韓国風のポップなデザインのクッキー缶に2〜3種類のクッキーを詰める
- 原価を考えると価格は1,800円ほどになる
そこで、知り合いの現役学生にイメージイラストを見せ、「いくらなら買うか?」と聞いたところ、全員が「1,000円以内が理想。高くても1,200円」と回答しました。
・クッキー缶以外で「映え」を意識したパッケージのアイデアはありますか?
・Z世代をターゲットにする場合、約2,000円の価格設定はやはり厳しいでしょうか?
ケース2)手土産やご褒美スイーツとして展開する場合
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- ポップで可愛いクッキー缶に3種類のクッキーを入れる
- または、普段はシンプルな袋に入れ、ギフト用には箱入りで販売する
- 価格帯は1,500円〜3,000円
こちらの価格設定は平均的で問題なさそうですが、次のような課題が浮かびました。
-
- 普段使いには向かないため購入頻度が下がる可能性
- BASEのみの販売では知名度が低く、売上が伸びにくいのではないか
・これらの課題を解決する方法として、どのような工夫が考えられるでしょうか?
・缶ではなく、高級感のある箱入りに変更するなど、方向転換も視野に入れるべきでしょうか?
モロフジオさんならどう考えますか?率直なご意見をいただけると助かります!
返信1:
お、いいね!ターゲットをちゃんと考えて動いてるのが素晴らしい。で、やっぱり「価格と価値のバランス」が一番の課題だね。
質問1:Z世代向けで映える見た目を作るには?(缶なし)
「映え=缶」じゃないから、他の要素でインパクトを作ればOK。
缶以外の映えアイデア
- 透明パッケージ×カラフルデザイン
→ クリアな袋や箱で中身が見える+ポップなロゴやシールを貼る - キャラもの・変形デザイン
→ 例えばハート型・スマイルマーク・動物型クッキーにする - カラフルなアイシング or ディップ
→ 韓国スイーツっぽいビジュアル(パステルカラーやグラデーション) - 小さいパッケージにして「ちょい買い」できる形にする
→ 1枚300円、3枚セット900円とかで買いやすくする
2000円は無謀か?
うん、「普段買いのZ世代向けスイーツ」としては高すぎる。
1500円以上になると、ターゲットが「ギフト・ご褒美」に移るから、Z世代向けなら1000〜1200円以内に収める工夫が必要。
- 缶をやめる(袋・箱にする)
- クッキーの種類を減らして単価を下げる
- 「単品で買いやすい」形にする(セット販売だけじゃなく1枚売りも)
質問2:「手土産・ご褒美系」にするなら、どう売る?
ここはターゲットに合ってるから問題なし。ただ、BASEだけだと知名度が上がらないのは確か。
知名度を上げるための施策
- ポップアップストアを開く(百貨店・商業施設の催事)
→ デパ地下に置けなくても、短期間のイベント販売なら可能 - インフルエンサー施策(TikTok・インスタ)
→ フード系インフルエンサーにPR依頼(1万〜10万人フォロワー規模が狙い目) - ふるさと納税や高級EC(百貨店系EC・楽天市場)に出す
- 「自分へのご褒美需要」×「限定感」で販促
→ 「月に○○個限定」「○○の日だけ発売」と希少価値をつける
缶 or 高級感ある箱?
缶はギフト需要にはアリだけど、「箱の方が高級感が出る&コストが抑えられる」なら、缶にこだわらなくてもいい。
- 缶は数量限定 or 特別なコラボ商品にする
- 普段はシンプルで高級感のある箱で統一する
結論:どっちかに絞れ!ターゲットのブレはNG
今のままだと「Z世代向け」か「ギフト向け」かが中途半端だから、どっちかに振り切る方が成功しやすい。
もしZ世代向けにするなら:
→ 1000円前後で買いやすい価格にする(缶をやめる・単品でも売る)
→ 映えるデザイン&SNS戦略に全振り
もし手土産・ご褒美向けにするなら:
→ 1500〜3000円の価格帯でOK(缶or高級箱)
→ ポップアップ・インフルエンサー施策で知名度を上げる
この二つを混ぜるとブレるから、「どっちで勝負するのか」を決めて突き進もう!
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