会社を経営する中で、仕事を共にする相手を慎重に選んできたつもりですが、どうしても不要な縁が生まれることもあります。
特に、利益にならないだけでなく、他社や他業種を無意味に蔑む人や、仕事の話をするふりをして勧誘や別の目的に誘導しようとする人とは、なるべく距離を取ろうとしています。しかし、忙しいときに断り続けるのも負担になってきました。
BtoC事業を行っているため、関係を断ったことで悪意のある口コミを書かれるのは避けたいですし、放置すれば「自分が世話をしてやった」と言い続けられるのも厄介に感じています。
一方的な的外れなアドバイスをされることも多く、不誠実さを感じる相手とは、一定期間内に1円の利益も生まれなければ、たとえ大口の取引の話が出ても断って関係を終えようと考えています。ただ、本当に関わりを持ちたくない相手には、できれば忘れてもらいたいくらいの距離感を作りたいのですが、どのように対応すればよいでしょうか?
(やまさん|飲食料品小売業|従業員5名以下|三重県)
#100投稿チャレンジ #20/100
A20:回答
それ、めちゃくちゃわかる。変な縁って放っておくとずっとまとわりついてくるし、貴重な時間とエネルギーをどんどん奪われちゃうんだよね。とくに「与える側のふりして奪う人」は厄介。
僕だったらこうする:
1. 相手に「距離を取られている」と思わせないフェードアウト
→ 変に拒絶すると逆恨みされたり、無駄に粘着されたりするから、「先約があって対応が難しい」みたいな正当な理由で距離を置く。
→ 最終的に「この人に絡んでもメリットないな」と相手に思わせるのが大事(ほんとに大切な人は、たとえ自分にメリットがなくても気にかけてくれる)。
2. 「自分のルール」を明確にして、機械的に断る
→ 商談話の場合なら「3回以上売上につながらない話は受けない」「大口購入の話があっても、一定期間内に実績がない人とは取引しない」みたいに、自分の中で明確な基準を作る。
→ そうすれば、相手を個別に断るときも「これは個人的な感情じゃなくて、会社のルールなんで」と言える。
3. 「相手のプライドを傷つけない」形で切る
→ 「お世話になりました! でも今後の方向性が変わったので、○○の対応はできません」みたいに、向こうのプライドを守りつつ距離を取る。
→ 「あそこの社長(あなた)を世話してやった」と言われるのが嫌なら、適当に相手に役立つ情報提供などして「相殺」しておいて、そのままフェードアウト。
4. 口コミリスク対策
→ 変な口コミを書かれたときに、こっちがちゃんとした評判を持っていればダメージは少ない。
→ だから、ポジティブな口コミを増やす施策を並行してやる。
5. 「損か得か」でなく、「誇りか恥か」で動く人を見極める
→ ここが超重要。目先の得だけを追って動く人は、状況が変わればすぐに裏切るし、都合が悪くなると平気で嘘をつく。
→ 一方で、「誇り」を持って動く人は、短期的な損得じゃなくて、長期的に信頼を積み上げる。そういう人と仕事する方が、結局は得になる。
→ だから、関係を切るべきかどうか迷ったら、「この人は今、損得勘定で動いてるか?」を基準に見極めればいい。
この視点を持ってると、変な人間関係に振り回されることも減るし、本当に価値のある人との関係が残ると思う。
結局、「関係を断とう」と思っても、感情的にやると面倒なことになるから、ロジカルに「これはルールです」って感じで進めるのが一番スムーズだと思うよ。
コメント1:
「先約がある」「〇月までは忙しい」と伝えても、相手は待つことなく大量に連絡をしてくるため、対応に悩んでいました。
こちらからどのような情報を提供しても機嫌を損ねるタイプの人が多く、プライドを傷つけずに断るのは難しそうなので、もう覚悟を決めて強引にでも関係を断とうと思います。
「損得ではなく、誇りか恥かで動く人を見極める」という言葉が非常に心に響きました。
他のお客さまの場合、たとえ利益がほとんどなくても徒労に終わっても気にならないのですが、「利益になるよ」と損得勘定だけで話される時点で、すでに関係性がマイナススタートになっていたのだと気づきました。そのせいで、返信しないと決めていても連絡が来るだけで億劫に感じていたのだと思います。
アドバイスをありがとうございました。
返信1:
なるほど。心労お察しします。
しっかり割り切って、自分の大事な仕事と本当に価値のある人たち(互いを思いやる)との関係に集中しできるようになるといいですね。応援しています!
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