現在、大学生です。
マッチングアプリのような情報サービスを立ち上げる場合、一般的に200〜300万円ほどの資金が必要になるのでしょうか?
また、国の支援制度や助成金を活用することは可能でしょうか?
起業に関するアドバイスや、ご意見をいただけると嬉しいです。
(マーク|専門サービス業|従業員5名以下|香川県)
#100投稿チャレンジ #22/100
A22:回答
結論から言うと、200〜300万円あれば最低限のプロダクトは作れるけど、それが成功するかどうかは別問題。特にマッチングアプリのような情報サービスは、開発よりもマーケティングやユーザー獲得に金がかかる。だから、「プロダクトを作るための資金」よりも「どうやってユーザーを集めるか」を最優先で考えた方がいい。
コストについて
- アプリ開発: 外注すると高くつく(数百万円〜)。ノーコードツール(Bubbleなど)を使えば安く抑えられるし、自分で開発できればコストゼロ。
- サーバー代: 初期は数千円〜数万円程度。スケールすれば増えるが、成功しない限り気にしなくていい。
- マーケティング: ここが一番の課題。広告費は青天井。SNSや口コミを活用して、いかに無料で広めるかが勝負。
国の支援について
- 補助金・助成金: 「小規模事業者持続化補助金」や「創業補助金」などがあるが、審査があるし、支給までに時間がかかる。学生なら**「トーマツベンチャーサポート」や「JSSA(日本スタートアップ支援協会)」**のプログラムもチェックしてみるといい。
- 大学の支援: 学内の起業支援制度や、インキュベーション施設を活用できる場合がある。教授やOBに相談してみるのもアリ。
アドバイス
- まずプロトタイプを作れ
アイデアだけでは何も始まらない。ノーコードでもいいから、最小限のプロダクトを作って、実際にユーザーに試してもらう。 - ユーザーの獲得がすべて
どんなに良いアプリでも、使われなければ意味がない。最初の100人、1000人をどう集めるかを徹底的に考える。 - 金よりスピード
資金調達を考えるよりも、まず動く。今は金をかけずに試せる手段が山ほどある。どうしても必要なら、後で調達すればいい。 - 競合との差別化を明確に
マッチングアプリはレッドオーシャン。何が他と違うのか、どうしてユーザーがそれを選ぶのか、しっかり説明できるようにする。
要は、「金がないからできない」と考えるより、「どうすれば今すぐ始められるか?」を考えたほうがいいってこと。大学生のうちに起業するのはめちゃくちゃ良い選択肢だから、まずは動いてみよう。
コメント1:
貴重なご意見をありがとうございます。
マーケティングについては、プロトタイプが完成した後にTikTokなどのSNSを活用して進める予定です。
しかし、アプリ開発に必要なプログラミングスキルを習得するのは、かなりハードルが高いように感じています。一般的に、習得にはどれくらいの期間が必要なのでしょうか?
返信1:
TikTokでのマーケティング戦略はめちゃくちゃ良い。とくに今の時代、広告費をかけずにバズらせることができれば、一気にユーザーを集められるからな。ただし、プロダクトが微妙だといくらバズっても定着しない から、最低限の完成度は必要。
プログラミング習得にかかる時間
正直、どのレベルを目指すかによるけど、最低限のアプリを作るだけなら3〜6ヶ月くらい でなんとかなる。ただし、最初から全部ひとりでやろうとしない方がいい。起業=個人の努力と思いがちだけど、チームを組んだほうが成長が早いし、より完成度の高いものが作れる。
学生チームを組むメリット
- 開発スピードが上がる:自分がプログラミング初心者なら、すでに経験のある学生エンジニアと組めば早くリリースできる。
- 得意分野を活かせる:デザインが得意な人、マーケティングが得意な人、開発が得意な人で分担すれば、より完成度の高いプロダクトになる。
- モチベーションが続く:1人だと挫折しやすいけど、チームならお互いに支え合える。
初心者におすすめのステップ
1. ノーコードツール(1週間〜1ヶ月)
- Bubble などのノーコードプラットフォームを使えば、コードを書かずにアプリが作れる。
- まずはこれでプロトタイプを作ってみて、チームメンバーを見つける材料にするのもアリ。
- YouTubeやUdemyのチュートリアルを見ながら集中すれば、1ヶ月以内に動くものができる可能性が高い。
2. エンジニアを探す(並行して進める)
- Xや大学のコミュニティなどで、エンジニア志望の学生を探す。
- 「こういうアイデアがあるんだけど、一緒にやらない?」と持ちかける。
- すでにプロトタイプがあると、エンジニアも参加しやすい ので、ノーコードで簡単なものを作っておくと◎。
3. プログラミング基礎(1〜3ヶ月)
- HTML / CSS / JavaScript(React / Vue) → フロントエンド(見た目)
- Firebase → サーバー管理が不要なバックエンド(Googleのサービス)
- Swift / Flutter → モバイルアプリ開発のフレームワーク
「Progate」「Udemy」「ドットインストール」 で基礎を学べば、1〜3ヶ月で簡単なアプリは作れる。
4. 実際にアプリを作る(2〜3ヶ月)
- チームでタスクを分担し、小さな機能から実装していく。
- 最初から完璧を目指さず、シンプルな機能に絞る。
- 早めにβ版を出して、フィードバックをもらう。
結論:学生チームを組んで最短ルートを目指せ
- 最短でリリースしたいなら、Bubbleなどのノーコードでまず作る。
- 本気でプログラミングを学びたいなら、3〜6ヶ月あれば簡単なアプリは作れる。
- エンジニアの友達を見つけて、学生チームで進める方が成功確率は上がる。
僕はアプリのエンジニアではない(ウェブのデザインエンジニアではある)ので、上記はあくまで参考にして詳しいことは自分で調べて欲しい。
ただ、確実に言えることは、学生の起業はひとりで戦うものじゃない。学生だからこそのメリットを利用して、いいチームを作れば、スピードもクオリティも段違いになる。まずは動いて、仲間を探そう!
コメント2:
ありがとうございます!
まずはプロトタイプを作ってみようと思います。
返信2:
プロトタイプたのしみに応援してるよ!
コメント