私は、かわいらしいキャラクターを活用したビジネスに興味があり、サンリオのような版権・商品化ビジネスを展開する会社を立ち上げたいと考えています。
具体的にどのようなステップから始めるのが良いのでしょうか?アドバイスをいただけると助かります。
例えば、イラストレーターを雇い、キャラクターの権利を自社で管理し、他の企業に対してライセンス契約を提案する形が一般的でしょうか?それとも、他に効果的な方法がありますか?
(キティ|各種商品小売業|従業員5名以下|京都府)
#100投稿チャレンジ #23/100
A23:回答
キャラクタービジネスで起業したいなら、最初に考えるべきなのは 「キャラクターの魅力」と「収益化モデル」 の両立。魅力があるキャラを作るのは前提として、それをどう広めて、どうマネタイズするかが最重要。
まずやるべきこと
1. キャラクターの開発
- 自分で描く or イラストレーターに依頼
- 企業が欲しがるレベルのキャラクター設計(コンセプト、世界観、ターゲット層を明確に)
- 商標や著作権を自社で確保することが超重要!(ここ甘いと後で大変なことになる)
2. SNSとコンテンツで先に人気を作る
- いきなりライセンスビジネスを狙うのはキツイ(基本的にキャラが人気にならないと企業は見向きもしない)
- X、Instagram、TikTok、YouTube でキャラの発信(マンガ・ショート動画・GIFスタンプなど)
- LINEスタンプやグッズ販売で初期のファンをつかむ
3. マネタイズ戦略を決める
- ライセンスビジネス(BtoB):企業に使用料を払わせる → ただし、キャラの知名度がないと厳しい
- 自社グッズ販売(BtoC):BASEやSUZURIでグッズ販売 → まずは小規模にテスト
- デジタルコンテンツ:NFT、Vtuber化、メタバース展開など、新しい収益モデルも視野に
4. コラボ&メディア展開
- 企業とのコラボ(アパレル・カフェ・アプリなど)で露出を増やす
- YouTubeやVTuber展開でキャラのファンを増やす
- アニメ化・ゲーム化を目指すなら、制作会社とのパイプ作りが必要
よくある勘違い
- 「いいキャラ作れば売れる」→ ×
→ 認知度とマーケティングが9割。キャラは可愛いだけじゃダメ、どう広めるかが勝負。 - 「ライセンス契約すれば儲かる」→ ×
→ 最初から企業は見向きもしない。まずはSNSやグッズ販売で実績を作るべし。 - 「イラストレーターに描かせて会社のものにすればOK」→ △
→ 著作権の契約をしっかりしないと、後で権利問題が発生する。契約をしっかり交わすこと。
→ それと、イラストレーターに丸投げしても魅力的なキャラは生まれない。キャラの世界観やストーリーはあなた自身がプロデュースすること。
現実的な流れ
- キャラを作る(権利は会社が持つ)
- SNSで発信&無料コンテンツでバズらせる
- グッズ販売で初期ファンを獲得
- 企業とコラボ・ライセンス契約を狙う
- アニメ・ゲーム・VTuber化などで拡張
サンリオみたいな巨大企業を目指すなら、最初からライセンスビジネスだけ狙うんじゃなくて、まずは「自力でキャラを人気にする」ことに全力を注ぐべきだね。
コメント1:
ご回答いただき、ありがとうございます!
やはり、キャラクターの魅力があってこそ成り立つ版権ビジネスなのですね。
まずはキャラクターの創作から、コツコツと取り組んでいこうと思います!
返信1:
そうそう、結局キャラクターって「人気があってナンボ」だから、まずはしっかりファンを作るのが先決だね。
最初からサンリオ級のビジネスモデルを目指すんじゃなくて、まずは 「小さく始めて、大きく育てる」 って考え方が大事。例えば、XやTikTokでショート漫画やイラストを投稿したり、LINEスタンプや小規模グッズ販売でファンを増やすのがいいと思う。
あと、キャラクターの「世界観」も大事にするといいよ。ただの「かわいいキャラ」じゃなくて、「このキャラはどんな性格で、どんなストーリーがあるのか?」みたいな部分を作り込むと、よりファンがつきやすい。とくにSNS時代は「共感できるキャラ」や「ちょっとクセがあるキャラ」がバズりやすい傾向があるから、そのあたりも意識するといいかも。
とにかく、まずは発信しないと何も始まらないから、どんどんトライしてみて!「とりあえず出してみる」→「反応を見て改善」 の繰り返しで、キャラを磨いて育てていけばいい。応援してるよ!
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