事業の軸をどこに定めるべきか、または幅広く対応すべきかについて、客観的なご意見をお伺いしたく投稿しました。
現在、ITシステムの保守やツール開発を中心に事業を展開していますが、これまでの経験として、電気工事・機械設計製作・機械制御にも携わってきました。
最近、請負先からのニーズが特に高いと感じるのは、機械関連の分野です。
そこで、事業を特定の分野に絞るべきか、それとも幅広く対応するスタンスを維持すべきか、判断に迷っています。
現状は個人事業主として「対応可能な業務は何でも承ります」という姿勢ですが、業務内容を問われた際に、一貫性のない印象を与えていないかも気になっています。
特に、多角的に事業を展開されている経営者の方のご意見をいただけると嬉しいです。
(まこと|情報サービス業|従業員5名以下|埼玉県)
#100投稿チャレンジ #26/100
A26:回答
めちゃくちゃ面白いポジションにいるね。
ITシステム保守+ツール開発を軸にしながら、電気工事、機械設計製作、機械制御まで経験があるって、正直めちゃくちゃ強みになる。
業務を絞るべきか、幅広くやるべきか?
結論から言うと 「戦略的に広げる」 のがベスト。
「何でもできます」っていうのは、個人事業の初期では強みになり得るけど、ブランディングとしては弱い。
でも、だからといって「機械系一本に絞る」とか「ITだけに集中する」みたいに単純に削るのももったいない。
ポイントは「組み合わせる」こと。
どうやって「広げつつ尖らせる」か?
1. 需要のある機械分野にITを組み込む
今、機械系の仕事が多いなら、それを入り口にしつつ 「ITを活用した機械保守・最適化」 みたいな形に進化させるのがアツい。
例えば、
- 機械制御+IoT化支援 → 既存の設備に遠隔監視システムを組み込む
- 電気工事+自動化 → PLCやロボット制御を絡めた効率化
- ITツール開発+工場のDX化 → 工場向けの業務効率化ツール開発
こんな感じで 「機械 × IT」 のポジションを取れば、競争相手が激減する。
2. 「あれもこれも」に見えないようにする
「業務内容は何ですか?」と聞かれたときに「色々やってます」だと弱い。
でも「機械もITもやるんです」と言うのは、むしろ強みになる。
例えば、
- 「製造業向けのIT活用を支援する技術屋です」
- 「機械設備の制御・保守と、それを効率化するITツールの開発をやっています」
こう言えば、一貫性が出るし、専門性も伝わる。
3. 「自分にしかできない領域」を作る
個人事業なら「競争しない市場を作る」のが一番効率がいい。
今のスキルセットを活かせば、例えば…
- 「製造業のためのエンジニアリングDX」
- 「設備の保守からIoT化までワンストップ対応」
- 「電気・機械・ITを横断して解決できる専門家」
みたいな立ち位置を取れる。
これを発信していけば、「この人に頼めば機械もITもセットで解決してくれる」と思ってもらえる。
まとめ
- 業務を「機械×IT」にフォーカスして、独自の強みを作る
- 「何でもできます」ではなく「◯◯に特化した専門家」として見せる
- 技術を組み合わせて「ライバルが少ない市場」を作る
今のスキルを持ってる人は本当に貴重だから、やり方次第でめちゃくちゃ強くなれるよ。
むしろ今の方向性は 「これから伸びる市場」 だから、上手くポジショニングを取ればかなり有利。
この方向で進めば、個人事業から法人化して大きく展開する道も全然見えるね。
コメント1:
貴重なご意見をありがとうございます。
ここまで総括的にご意見をいただく機会がなかったので、とても納得感がありました。
「この人に頼めば、機械もITも一括で解決できる」という考え方は、まさに自分が目指している方向性でもあります。
自分自身を客観的に捉えるのは難しいものですが、今回のご意見を通じて、明確に言語化していただき大変助かりました。
いただいた内容をさらに深掘りし、今後の方向性をより具体化していきたいと思います。
返信1:
そう言ってもらえると嬉しいね!
やっぱり「機械もITもできる人」ってめちゃくちゃ貴重だから、そこを武器にしない手はない。
あとは、深掘りするなら 「誰に向けて」「どう価値を伝えるか」 って部分をもっと詰めると、より強くなる。
例えば、製造業の中でも 「どの規模の会社が一番困ってるか?」 とか、「どんな課題を一番解決できるか?」 を明確にすると、営業もしやすくなるし、ブランディングもしやすい。
この方向性で進めば、間違いなく 「この人に頼みたい!」 って言われる存在になれるよ。
引き続き、がっつり深掘りしていこう!
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