新規事業として、企業向けの訪問マッサージを健康経営の一環としてスタートしました。
しかし、まだ認知度が低いため、自ら提案営業を行う必要があります。
とはいえ、いきなり経営者に直接アプローチするのは失礼にあたるのではないかと考えています。
新規契約を獲得するためには、どのような営業手法が効果的でしょうか?
テレアポや飛び込み営業など、どのような手法でも構いませんので、具体的なアドバイスをいただけると助かります。
(タカシ|その他の事業サービス業|従業員6〜10名|大阪府)
#100投稿チャレンジ #33/100
A33:回答
結論から言うと、いきなり社長訪問でも全然アリ。むしろ、そのくらいの気概がないと埋もれるよ。もちろん、アポなし突撃は門前払いされる可能性も高いけど、「健康経営」に本気で興味ある企業なら意外と話を聞いてくれる。
とはいえ、効率を考えると以下の流れでやるのがいいかな:
1. まずは「刺さる」リスト作り
いきなり飛び込むんじゃなくて、「健康経営に関心のある会社」を狙い撃ちしないと時間の無駄。
- 健康経営優良法人認定を受けてる企業(これは経済産業省のサイトで公開されてる)
- 福利厚生が充実してる企業(大手やホワイト企業ほど関心が高い)
- オフィスワーカーの多い企業(デスクワークの肩こり・腰痛対策を訴求できる)
このへんをリスト化。
2. 社長よりも「総務・人事」にアプローチ
いきなり社長よりも、健康経営を推進する人事・総務担当に話を持ってくのがベター。
- LinkedInやWantedlyで人事担当を調べて、SNSでつながる
- 問い合わせフォームやDMで「健康経営について無料相談やってます」と送る
- 電話でアポ取り(「御社の健康経営に役立つ情報をお持ちしました」的な感じ)
3. 実際に訪問 or オンライン商談
- 無料体験 or デモを提案(「まずは御社の社員5名に無料体験しませんか?」)
- 事例紹介(「他社ではこんな効果が出ています」と伝える)
- 導入のハードルを下げる(「お試し1ヶ月プランありますよ」みたいに)
4. 口コミと紹介で広げる
初期のクライアントを取ったら、そこから紹介をもらうのが超重要。
- 「他社の人事担当者に紹介してもらえませんか?」とお願いする
- 事例インタビューを作って、それを営業資料として活用
5. SNS・Webを活用
- XやInstagramで発信 → 企業の人事担当が意外と見てる
- YouTubeで「健康経営のプロが語るオフィス疲労改善」みたいな動画を出す
- 広告運用(FacebookやLinkedInの広告で人事向けにアプローチ)
結論
テレアポでも飛び込みでもいいけど、やみくもにやるより「狙い撃ち営業+無料体験の提案+紹介営業」が一番効率的。今の時代、SNSやWebも絡めないと非効率すぎるから、オフライン営業+オンラインマーケティングのハイブリッド戦略で攻めるのがベスト。
まずは何社か健康経営優良法人のリスト作って、総務・人事担当に無料体験を提案してみて!
コメント1:
とても丁寧で具体的なご提案をいただき、誠にありがとうございます。
新規事業の営業に関して、何から手をつけるべきか迷っていたところだったので、大変参考になりました。
これまでは、商工会議所のリストをもとに手当たり次第に訪問先を選定していましたが、まずはアドバイスいただいた方法でリストを整理することから始めようと思います。
厚かましいお願いで恐縮ですが、もし他にも営業に関するアドバイスがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
返信1:
追加のアドバイスとしては、「営業の型」を早めに作ることが大事。特に新規事業だと、営業のたびに手探りでやってると効率が悪いし、成果もブレやすい。だから、ある程度「型」を決めておくといい。
1. 営業トークのテンプレ化
訪問や電話営業でバラバラに話すんじゃなくて、「鉄板の流れ」を作っとくとラク。例えば:
- (アイスブレイク)「健康経営について最近、何か取り組まれていますか?」
- (現状ヒアリング)「たとえば、社員さんの健康状態に関して何か課題を感じることはありますか?」
- (理想の状態を聞く)「もし理想の状態があるとしたら、どんな状態が望ましいですか?」
- (施策確認)「それに向けて、現在何か取り組んでいらっしゃいますか?」「その中で特に成果が上がったことは?」
- (他社事例をちょい足し)「○○社さんでは、△△を導入して、○%改善したという結果が出ています」
- (足りない部分を確認)「なるほど。では、今の施策で足りないと感じる部分はありますか?」
- (解決策の提示)「実は、弊社の□□を導入した企業では、この課題が解決されていて…」
- (クロージング)「まずは無料体験を試してみるのが一番早いと思いますが、来週と再来週ならどちらがご都合よろしいですか?」
特に、「4」でヒアリングした内容は、次の営業先に情報提供で使える。営業すればするほどこの他社の成功情報が蓄積できるので営業の成約率も上がっていく。この流れを繰り返して、どの話し方が刺さるかをテストしながらブラッシュアップ。
2. 営業のKPI(数値目標)を設定する
「がむしゃらにやる!」だけだと、どこが悪いのか分かりづらい。だから、最低でもこの3つの数値は追ったほうがいい:
- 何件アプローチしたか?(例:1日30社)
- 何件アポが取れたか?(例:1日3件)
- 何件受注できたか?(例:週1件)
こういう目標を決めて、PDCAを回すと成長が早い。
3. 初期の導入企業は「テストマーケティング」として使う
最初に契約してくれた企業には、できるだけ丁寧にヒアリングして、**「導入後の変化」**を記録する。
- 「社員の満足度が上がった」
- 「肩こりや腰痛の相談が減った」
- 「健康診断の数値が改善した」
こういうデータを作れば、次の営業の武器になる。
4. 「人事向けセミナー」や「体験会」を企画する
1社1社回るのも大事だけど、並行して「人を集める施策」もやったほうがいい。
- 商工会議所や企業向けイベントで「健康経営×福利厚生」のセミナーをやる
- 人事担当者向けに「無料体験会」の招待メールを送る
これをやると、一気に数十社にアプローチできるから効率が良くなる。
結論
闇雲に訪問するんじゃなくて、営業の型を決めて、データを取りながら改善し続けるのが成功の近道。あと、「1社ずつの営業」だけじゃなくて、「セミナーや体験会」みたいな複数の企業を巻き込める施策も組み合わせるといい。
まずは営業トークのテンプレ作りとKPI設定からやってみて!
コメント2:
追加のアドバイスまでいただき、心から感謝しております。本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
営業の経験はあるものの、どうしても一人で考えていると視野が狭くなりがちで、今回のご助言は「なるほど!」と思うことばかりでした。
いただいたアドバイスは、できる限り全て実践していこうと思います。
重ね重ね、厚かましいお願いにも関わらず、ご丁寧にアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。
返信2:
めちゃくちゃ前向きでいいね!素直に吸収して、即実践しようとする姿勢があるなら、営業は確実に伸びるよ。
営業って「才能」じゃなくて「型と改善の積み重ね」だから、やりながらどんどんブラッシュアップしていけば、必ず結果がついてくる。
知人には「とにかく動きながら試して、うまくいったこと・ダメだったことを振り返るのが大事!」って伝えてあげて。もしまた壁にぶつかったら、いつでも相談して!
コメント3:
ありがとうございます!
本当に、いつも頼ってばかりで恐縮です。
まずは、教えていただいたことを1ヶ月間、全力で実践してみます!
またご相談させていただくことがあるかと思いますが、その際はよろしくお願いします。
返信3:
いいね!1ヶ月ガッツリやれば、何がうまくいって何が課題かも見えてくるはず。営業は「試行回数×改善」でどんどん精度が上がるから、とにかく手を動かすのが大事。
また結果が出たら、ぜひシェアして!うまくいったことも、つまずいたことも、次の改善につながるからね。全力でやりきって、また相談してくね!
コメント4:
親身にご対応いただき、本当に感謝しています!!
今後も何かとご質問やアドバイスをお願いすることがあるかもしれませんが、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
返信4:
応援してるよ!
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