現在音楽プロダクションを経営しています。
事業内容としましてはボイトレ、作詞作曲、レコーディング、ライブなどなどです。
主に歌い手やシンガーの方がターゲットで、Xにて声掛けをしています。
そこで今まで何人にもDMで宣伝し所属に対して興味があれば電話で詳しくご説明したのち、所属するか決めていただく、といった形でここまで数十人ほど所属しています。
ですが、やはりDMを20人に送ってやっと1人返ってくる程度ですし電話で説明したのち断られることも多々ありました。
やっと数十人…っといった感じでもっと効率よく宣伝する方法はないのか、営業が上手くないのか、など知識も経験も少ない僕ですのでやはり色々と悩んでしまいます。
所属者は月額制ですので、今いる2人の従業員の給料も払えない…といったことは無いのですがやはり所属者をもっと増やし従業員の給料もあげてやりたいです。
どうかご教授いただけると幸いです。
(ポップソング|生活関連サービス業|従業員5名以下|兵庫県)
#100投稿チャレンジ #37/100
A37:回答
なるほどね。今のやり方でも一定数は獲得できてるみたいだけど、効率をもっと上げたいってことだね。結論から言うと、今のDM営業は効率が悪すぎるから、もっと仕組みを作ったほうがいい。
1. 「営業」じゃなくて「集客」
DMを送るのは営業活動だけど、本来やるべきなのは営業じゃなくて集客。つまり「こっちから声をかける」のではなく、「向こうから問い合わせが来る」状態を作るのが理想。
じゃあどうすればいいか?
2. まずはSNS戦略を見直せ
X(旧Twitter)でDM営業をやってるみたいだけど、そもそもフォロワーやエンゲージメント(いいね・リツイート・コメント)はどう? もし全然反応がないなら、まずはそこを改善しないとダメ。
- 「ためになる発信」を増やす
例えば、- 「ボイトレで圧倒的に差がつく練習法5選」
- 「歌い手が絶対にやるべきセルフブランディング術」
みたいな、ターゲット(歌い手・シンガー)が興味を持つ情報を発信する。
- 動画・音声コンテンツを活用
文字だけじゃなく、実際に歌やレッスンの様子を動画で見せると反応が上がる。 - フォロワーを増やす施策
企画をやるのもアリ。「無料で1回ボイトレ体験」とか、「フォロー&RTで歌唱アドバイス」とかで拡散を狙う。
3. LP(ランディングページ)を強化する
サイトを見たけど、ちょっと情報が散らばってて、「自分にメリットがあるか?」が伝わりにくい。LP(ランディングページ)を作って、以下の流れにするといい。
- ターゲットの悩みをズバリ書く(「歌が上手くなりたい」「本気でプロを目指したい」など)
- あなたのプロダクションで解決できることを明確に伝える
- 実績・事例を見せる(所属者の成長ストーリーや、実際に活動してる様子)
- 無料体験・相談の申し込みフォームを置く
ポイントは「興味がある人に自分から申し込んでもらう形にすること」。
4. 広告を活用
今のままだと、新規の流入がXのDM頼りだから、これを加速させるには広告も使ったほうがいい。
- X広告(旧Twitter広告)
- 「歌い手」「ボイトレ」「シンガー」みたいなワードに興味がある人向けにターゲティングできる。
- 1日1,000円〜でも回せる。
- LPに誘導する形で「無料体験・相談」へつなげる。
- Instagram・TikTok広告
- 歌やレッスンのビフォーアフター動画を作って「このプロダクションで成長できる!」という雰囲気を見せる。
- 歌い手志望の層はTikTokにも多いので、短尺動画を活用するのがオススメ。
5. コミュニティを作る
今、所属者は月額制ってことだから、コミュニティの価値を高めるのも大事。
- 「ここに所属すれば価値がある」と思わせる仕組み作り
- 内部で歌い手同士のコラボを活発にする
- 所属者限定の「SNS戦略講座」「楽曲プロモーション勉強会」などを実施
- 定期的にイベントやライブを企画
「このプロダクションに入ったら得する!」と思わせることで、自然と口コミが広がる。
まとめ
- 営業よりも「集客」にシフト(向こうから問い合わせが来る状態を作る)
- Xの発信を強化(有益な情報・動画コンテンツ・拡散施策)
- LPを最適化(悩み→解決策→実績→申し込みの流れ)
- 広告を使う(X・TikTok・Instagramでターゲットを狙う)
- コミュニティの価値を上げる(口コミが広がる仕組み作り)
これを実践すれば、DM営業の非効率さから脱却して、もっと楽に集客できるはず。
とにかく、「向こうから問い合わせが来る仕組み」を作るのが最優先!
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