#100人Q&Aチャレンジ、始動!

Q38:人気商品の冷凍食品化に成功!次なる販路拡大の最適な進め方を知りたい。

飲食店を経営しており、売上は順調で地域でも認知されている店舗があります。この店舗の人気商品(受賞歴あり)を外部委託で冷凍食品として製造しました。

しかし、現在の販路は店舗販売と冷凍自動販売機のみで、今後の事業拡大のために販路を増やしたいと考えています。ただ、販路開拓の経験がなく、どのように進めるのが最適なのか分からず悩んでいます。

ECサイトの準備は整っていますが、それ以外の販路開拓の方法についてアドバイスをいただけると幸いです。

また、スーパーなどの小売店を運営されている方や、商品にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご連絡をいただけると嬉しいです。

(キラキラ星|飲食店|従業員11〜20名|福島県)

#100投稿チャレンジ #38/100

A38:回答

なるほど、既存の飲食店が好調で、そこの看板商品を冷凍食品化して販売を広げたいってわけね。販路拡大の経験がないって言うけど、やるべきことはシンプルだよ。

1. 既存のファンを活かしてECで売る

すでに店舗の認知度があるなら、まずはECサイトでの販売をしっかり立ち上げるべき。 店舗の来客にECの案内を徹底する のが手っ取り早い。

  • 店舗でチラシを配る
  • 会計時に「冷凍版もネットで買えますよ」と一声かける
  • SNSやLINE公式アカウントで定期的に発信

この オンライン⇄オフラインの流れを作る ことで、自然とECの売上も伸びる。

2. 小売・業務用ルートの開拓

次に、スーパー・百貨店・業務用食材としての販路を作る。アプローチ方法は2つ。

(1) 直接営業する

  • 地元のスーパーや道の駅、百貨店 に持ち込む
  • 飲食店向けの業務用食材として売る(BtoB販売)
  • 食品卸業者に取り扱ってもらう(問屋経由)

(2) 商談会や展示会に出る

FOODEX JAPAN」とか「スーパーマーケット・トレードショー」みたいな食品系の商談会に出るのもアリ。

  • バイヤーと直接話せる からチャンスが広がる
  • 出展コストはかかるが、販路開拓の近道

3. PRを強化する(メディア戦略)

冷凍食品の認知を上げるために、メディアやインフルエンサーを活用する。

  • 地元の新聞・テレビ・ラジオにプレスリリースを送る
  • YouTuberやインフルエンサーに試食してもらう
  • ふるさと納税やクラウドファンディングを活用する(ストーリー性を持たせやすい)

4. 自動販売機ビジネスの拡大

今、冷凍食品の自販機はトレンドだから、もっと設置場所を増やせば売上も伸びる

  • 地元の観光地、サービスエリア、道の駅 に置く
  • 企業と提携してオフィスビルや工場に設置する
  • 同業者とコラボして「ご当地グルメ自販機」を展開

まとめ

  • まずは EC販売を強化(店舗のファンを活かす)
  • スーパー・業務用向けの販路開拓(直接営業 or 商談会)
  • メディア・SNSでPRを強化(無料で話題作り)
  • 冷凍自販機の設置拡大(販売機会を増やす)

最初は自分ひとりで動くのは大変だけど、最も可能性が高いところから優先順位をつけて攻めていけばいい。とにかく「行動量」がモノを言う世界だから、まずはどこか一つでもアクションを起こしてみることだね。

コメント1:

丁寧なアドバイスをありがとうございます。

他の方からもさまざまなアドバイスをいただき、実際に営業をかけたところ、来週にはアポイントを取ることができました。

「行動量が結果を生む」という言葉を、少し動いただけでも実感しています。バイヤーさんや店長など、仕入れ担当の方々も意外と営業の話を歓迎してくれる雰囲気だったので、実際に動いてみてよかったと思いました。

まずは近隣の道の駅やサービスエリアからアプローチし、その後、地元のスーパーやJAをターゲットにしていく予定です。その後、商談会やコンクールへの参加を経て、最終的にEC展開へと進めていく流れで進めてみます。

この計画が軌道に乗れば、事業の拡大とともにスタッフを一人雇えるくらいにはなるのでは…と期待しています(笑)。

本当に助かるアドバイスをありがとうございました!

返信1:

おお、もう営業してアポ取れたのは素晴らしいね! 行動すると景色が変わる って実感できたでしょ? ほとんどの人は「どうしようかな…」って悩んでる間に何もしないから、動いた時点で一歩リードしてるよ。

バイヤーや仕入れ担当って、結局は 「売れる商品を探してる人たち」 だから、興味を持ってくれるのは当然なんだよね。特に地元の道の駅やJAなんかは 「地域のものを売りたい」 って意識も強いから、相性もいい。

進め方の優先順位もバッチリ

  1. 道の駅・SA(即売れやすい&地元ブランドを活かせる)
  2. 地元スーパー・JA(継続的な取引に発展しやすい)
  3. 商談会・コンクール(信用力アップ&大きな販路を狙う)
  4. EC展開(全国に広げるフェーズ)

この流れで行けば、事業の 地盤をしっかり作ってからスケールアップ できるから、めちゃくちゃ合理的。販路が増えれば、当然 仕込みや物流を回すために人が必要になる から、一人雇うタイミングも自然に訪れるね。

営業しながら「意外と反応いいな」とか「ここはハードル高いな」とか 現場での肌感覚 をどんどん蓄積していけば、次の打ち手がもっと的確になる。 やってみると見えてくる ってこのことよ。

「営業する→フィードバックを得る→改善する」 を繰り返せば、確実に売れる形が見つかるから、その調子でガンガン攻めていこう! 進捗あったらまた教えてよ。

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モロフジオ

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はじめまして、モロフジオです。創業30年、4児の父。かつての僕も悩み、助けられたからこそ、今度は僕が力になりたい。あらゆる経営者の悩みをガチで解決するお手伝いをしていこうと思っています。気軽に質問くださいね!

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