#100人Q&Aチャレンジ、始動!

Q43:新規事業の立ち上げに際してのご相談です。

兵庫県を拠点に、ホームページやECサイトの制作・運用を手がけています。特にECサイト運用に強みがあり、制作だけでなく、売上向上の施策提案や運用サポートを行っています。

今回、自分のスキルを活かしつつ、地域課題の解決に貢献できる新規事業を立ち上げたいと考えています。具体的には、人材採用が難しい業界において、若者の関心を高めるためのメディア運営を検討しています。

この事業では、業界のリアルな魅力を発信し、ネガティブなイメージを払拭することを目的としています。まずは地域密着型の「求人掲載・未経験者向けキャリアガイド・資格取得情報・企業選びのポイント・応募支援」などを網羅した情報サイトを構築し、そこからの求人応募を促進する計画です。

既存の求人媒体は多数ありますが、求人情報だけでは「この業界は避けたい」と敬遠されがちなため、業界イメージの向上に重点を置きたいと考えています。収益モデルとしては、当初は成果報酬型、その後は掲載料や関連セミナーの開催、業界関連企業からの広告収入を想定しています。

サイトの設計や実装は自分で行えるため、初期コストはほぼかかりません。すでに事業計画書やサイトのワイヤーフレームも作成済みで、これまで取引のあった業界関係者の方々にアンケートを実施し、意見を伺いたいと考えています。

しかし、個人事業主としての経験が浅いため、アンケートを実施するタイミングについて不安があります。多忙な経営者の方々にアンケートを依頼しても問題ないでしょうか?また、どのようにアプローチすれば、より有益な意見を得られるでしょうか?

(なな|専門サービス業(他に分類されないもの)|従業員5名以下|兵庫県)

#100投稿チャレンジ #43/100

A43:回答

めちゃくちゃ良いアイデアだね。単なる求人サイトではなく、業界のイメージアップを図りながら人材供給を増やす仕組みを作るっていうのは、まさに今必要とされていることだと思う。で、アンケートを取るのがアリかどうかって話だけど、結論から言うと「やるべき」。ただし、やり方には工夫が必要。

1. 目的を明確にする

アンケートを取ること自体が目的になってしまうと、経営者からすると「時間を取られるだけ」と思われがち。でも、「業界の課題を解決するために、御社の採用で困っているポイントを反映したサービスを作りたい」という形なら、むしろ話を聞いてもらいやすい。

2. 経営者は忙しい。だから聞き方が大事

「ちょっとアンケートに答えてください」じゃなくて、「10分だけお時間をください。◯◯業界の採用課題を解決する新サービスを作ろうとしていて、現場のリアルな声を反映したいです」と伝える。要点を絞って、短時間で済むことを強調するのがポイント。

3. 書面より対話の方がいい

アンケートフォームを送るだけだと、よほどの関係性がない限りスルーされる可能性が高い。できるだけ直接話すか、オンラインミーティングでヒアリングするほうが効果的。対面で話せば、追加の意見がもらえたり、協力を申し出てくれる可能性もある。

4. お願いする相手の優先順位をつける

業界で影響力のある経営者や、以前から付き合いのある企業を優先的に当たる。最初から幅広くやるより、5〜10社くらいに濃いヒアリングをしたほうが、具体的な改善点が見えてくる

5. お礼とメリットを提示する

「ご協力いただいた方には、サービス開始時に優先的にご案内します」みたいなメリットを提示すると、相手も前向きになりやすい。

つまり、アンケートを取るのはむしろやるべきなんだけど、経営者の時間を無駄にしないように配慮するのが大事。最初のアプローチが雑だと「この人、商売わかってないな」と思われるけど、要点を絞って短時間で話を聞きに行けば、むしろ協力的になってくれることが多い

とりあえず、付き合いのある企業数社に「10分だけ相談させてください」とアポを取ってみたら?やってみると、意外と「この業界の課題をちゃんと考えてくれる人なんだな」と評価されるし、そこから新たなつながりも生まれるよ。

コメント1:

ありがとうございます!

具体的な注意点を教えていただき、とても参考になりました。

アンケートへのご協力を負担なくお願いできるように、まずはサービスの概要が一目で伝わる資料を準備し、アンケートの内容も厳選して整理した上で、アポイントを取るようにします。

また、アンケートに限らず、率直なご意見や業界の現状・課題についても伺えるよう、話し方を工夫し、シミュレーションを重ねて準備を進めたいと思います。

返信1:

めちゃくちゃ良いね! そこまで考えられてるなら、かなりスムーズに進むと思うよ。

とくに「パッと見てサービスが分かる資料」ってのは大事で、経営者は忙しいから、長い説明を聞く前に 『これは何をするものなのか?自分たちにどんなメリットがあるのか?』 を一瞬で理解できるようにしとくといい。

あと、アンケートの内容を厳選するのも正解。質問が多すぎると「めんどくさいな」と思われるから、3〜5問くらいに絞るのがベスト。たとえば:

  1. 採用で一番困っていることは何ですか?(選択肢+自由記入)
  2. 未経験者にこの業界の魅力を伝えるなら、何を強調すべきだと思いますか?
  3. こういうメディアがあったら役に立つと思いますか?(Yes/No+理由)

みたいなシンプルな形にして、詳細はヒアリングで引き出す感じ。

で、シミュレーションはめっちゃ重要。経営者相手だと、最初の 30秒〜1分で「お、この人ちゃんと考えてるな」と思わせるかどうか で流れが決まる。最初のトークを 「短く、わかりやすく、熱意が伝わる」 形に何度も練習すると、相手の反応が全然違ってくるよ。

例えばこんな感じ:
「今、〇〇業界の採用問題を解決するために、新しいメディアを立ち上げようとしています。御社のような現場のリアルな声を反映したいので、10分だけお時間をいただけないでしょうか?」

っていう、シンプルなアプローチがいい。

本気で準備してるのが伝われば、意外とみんな親身になってくれるから、思い切ってやってみて!

コメント2:

ありがとうございます!

具体的なアドバイスをいただけたおかげで、次に何を準備し、どのように進めていけばよいのかが明確になりました。

心から感謝しています!

返信2:

最初は不安かもしれないけど、動けば必ず反応が返ってくるし、そこでまた軌道修正すればいい。楽しみながらチャレンジしてみて!また悩んだときには気軽に相談してね!応援してるよ!

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モロフジオ

ウェブマスター

はじめまして、モロフジオです。創業30年、4児の父。かつての僕も悩み、助けられたからこそ、今度は僕が力になりたい。あらゆる経営者の悩みをガチで解決するお手伝いをしていこうと思っています。気軽に質問くださいね!

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