現在、海外留学中の大学生からインターン希望の連絡があり、オンラインで何度か話をしたところ、非常に優秀で意欲的だったため、この夏に受け入れる予定です。
しかし、私自身はこれまでインターンを受け入れた経験がなく、一般的なアルバイトと同じように考えてよいのか分かりません。インターンの受け入れについて、実際の違いや注意点を教えていただけると助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
(タケヤマ|専門サービス業(他に分類されないもの)|従業員5名以下|福岡県)
#100投稿チャレンジ #55/100
A55:回答
インターンと普通のアルバイトの違いは 目的と期待値 だね。
アルバイトは基本的に「労働の対価として賃金をもらう」ものだけど、インターンは「実務経験を積むことが主な目的」になる。特に優秀な学生なら、即戦力として貢献しつつ、自分のスキルも伸ばしたい というモチベーションを持っていることが多い。
インターンの活用ポイント
1. 実務に即したタスクを与える
「お手伝い」じゃなくて、実際に事業に影響を与える仕事 を任せるといい。学生だからといって雑用ばかりだと、お互いに時間の無駄。
2. フィードバックをしっかり与える
学びの機会としての価値を提供することで、より主体的に動いてくれるし、将来的に「この会社で働きたい」と思わせるきっかけにもなる。
3. 成果を求める
「インターンだから」と甘やかす必要はない。むしろ、本気でやらせたほうが本人も成長するし、会社にもメリットがある。普通に社員と同じようなレベルで期待してもいい。
アルバイトとの違いをざっくりまとめると
インターン | アルバイト | |
---|---|---|
目的 | 実務経験・スキルアップ | 労働の対価としての賃金 |
業務 | 事業に関連する実務 | 定型業務・補助的な仕事 |
成長機会 | フィードバックを受けて成長 | 基本的に成長は副次的 |
採用の可能性 | あり(育成→採用ルート) | ほぼなし |
要するに、普通のアルバイト感覚でインターンを扱うとミスマッチが起きる。むしろ、優秀な人材なら「将来的な採用の目線」で関わるといいよ。
とくに海外留学中の学生なら、グローバルな視点を持ってる可能性もあるし、社内に新しい風を吹かせる存在になるかもしれない。
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